![[新釈]走れメロス 他四篇](http://images.amazon.com/images/P/4396632797.09._PC_SH20_OU09_SCMZZZZZZZ_.jpg)
近代文学の名作から、森見氏が得たイメージを再構築した、5編。
読む前は、パロディかと思っていましたが、「新釈」に値する作品群。
「山月記」 「藪の中」 「桜の森の満開の下」は、かなり作品世界に忠実で、
「走れメロス」 「百物語」 は、新たな解釈を加えることで、作品のテーマが一層はっきりしている。
… と、まあ、これは私の感想で、そんなことないよーという人もいらっしゃることでしょう。
「走れメロス」(太宰治の方)は、コメディなんだろーなーと思って読んでましたが、
森見氏新釈版は、あー友情だなー、と素直な気持ちで読めました。
メロスの心の変化も、原作にかなり忠実に再現しています。
「百物語」 森鴎外の原作を読んだところ、「孤独な男」の名前が、「飾磨」なので、驚きました。
(【太陽の塔】で、「これはオレのゴンドラ」の名セリフを吐く、主人公のトモダチが、飾磨)
森見氏の新釈では、少し怪談風のオチをつけて、原作より分かりやすくなっています。
この本のなかでは、この話が一番好きだな。
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comment
lazyMiki
2008年07月07日 21:08
たこさんお久しぶりです。
最近、この本読みました。
「走れメロス」、「いー加減にしてよー」と脱力しつつも、面白がって読みました。
このどうしようもないアホぶりが魅力かと・・・。
原典を読んでないものがあるので、読んでおこうと思いました。
たこΩ
2008年07月08日 10:15
lazyMikiさん、こんにちは!
「走れメロス」 lazyMikiがレビューの中でも書かれていた、
「俺の親友が、そう簡単に約束を守ると思うなよ」
このセリフ、もーホントにおバカで大好きです♪
私も、今回初めて原典を読んだものが多かったのですが、
「桜の森~」は、かなり驚きました。
「百物語」は、これを読まなかったら、一生知らなかったでしょう。
作家さんは、さすがに読書量が違いますね…
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ここのところ、万城目、森見、お二方の本の話題で、自分のとこや、他の方のブログにお邪魔してお喋りすることがしばしば。
それはとぉ〓っても楽しいんだけど、こ...
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「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。」
そんな主人公が体験する、時間と空間が奇妙に交錯した、摩訶不思議の四畳半の物語。
古風で、コミカルな、モリミー調で語られる、SF風味の青春小説。
文中で、同じフレーズが「コピペ」のごとく繰り返される。
「あれ、この文章さっきも読んだ?」と思いながら読みすすめると、
そこで描かれる場面が、このパラドックスの交差点となっているのが分かってくる。
その交差点ごとに、少しずつ変化していく主人公の感情がうかがえる。
とても、凝った仕掛けの物語。
最後のオチに、じんわり。 脱帽! お見事!
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「四畳半神話大系」森見登美彦
大学三年になるまでの2年間、
実益になることは何もしてこなかった、
そんな主人公は、
一年の春の”選択”を思い起...
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著者:森見登美彦
四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1)(2008/03/25)森見 登美彦商品詳細を見る
私は大学の3回生。これまでの生...
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京都を舞台とした、森見ワールド炸裂ファンタジー。
洛中の人間は、実は、化けた狸と天狗との三つ巴なのだというところから、物語は始まる。
平安より、糺ノ森で営々と続く、狸の一家・下鴨家。
その父・下鴨総一郎は、3年前の年の暮れ、狸鍋の具となって、この世を去る。
残された息子4匹のうち、三男「矢三郎」が主人公。
父を鍋にして喰ってしまった人間たち、
妖艶な美女にして、空を駆ける半天狗「弁天」、
エロ親父のごとく、「弁天」を追いかける、天狗の「赤玉先生」、
仇敵のイトコにして、マヌケな狸の兄弟「金閣・銀閣」、
その妹にして矢三郎の元許婚「海星」は、
姿を見せずに、矢三郎を罵倒し、窮地を救い、またさんざん罵倒する、、、
役者はそろった! ラストに向けて繰り広げられる、とんでもないドタバタ劇。
狸たちの痛快な活躍に、拍手拍手。
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私は長らく、森見登美彦氏を「女性」だと思っていた。
名前から考えると、いかにも男性。 なのに、そう思い込んでいたのは、
【ウィキペディア(Wikipedia) 森見登美彦の項】この部分から↓
奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校(現:奈良女子大学附属中等教育学校)卒業、
てっきり、奈良女子大学文学部附属を「女子校」だとばかり思ったんで、
ちょっと不思議な印象の作風とあいまって、もうてっきり女性なんだとばかり!
今日、ネットを見ていて、「森見氏NHKトップランナーに出演」という記事を見つけ、
えぇー見たかった残念!と思いながら、番組のHPを見たら、登美彦氏の写真が。
え?え?男性にしか見えませんが、アレ?女性じゃなかったっけ?えええーーー。
→ TR森見登美彦 アルバム
種明かしは、もうお分かりかと思いますが、
「奈良女子大学文学部附属」は「男女共学」だったんですね。
この話、結構言いふらしちゃったかも。
この場を借りて、謝りたいと思います。 「ごめんなさい」
誤解させちゃったヒトたちにも、そして森見氏にも、、、
(でも、この学校の卒業生(男性)の履歴書を見たら、ええ??と思うヒト、
他にもいらっしゃいませんかね?)
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昨日から、【太陽の塔 (森見登美彦)】のレビューを書こうとして、
うまくいかない。 今日もダメだった…。 挫折!!
飾磨(しかま)が好きです。
デートで、彼女と観覧車の列に並ぶのに、自分たちの番がくると、
「これは俺のゴンドラ」のセリフを残し、一人天空にあがってゆく。
何故そんなことをする! 格好イイゾ、飾磨。
今年のクリスマスケーキには、
Merry X'mas! のかわりに、ええじゃないか! と記したい。
それほど気に入っている本なのに、何を書いていいのか分かりませ~ん!
こっち↓にちらっと書いてみたけれど、やっぱり気に入ってません。
BOOKLOG : 「なんだか本でいっぱいだ」
まだ、【太陽の塔】一冊きりですが、本棚に本が並んでゆく仕掛けが気に入っているので、
これから本を並べていきたいデス。
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