
pulp-town fiction
小学部六年生になった春、僕は十人目の死体の第一発見者になった。二年前の春には
九人目の死体を見付け、それは父さんだった。自殺と聞いたけれど、理由はわからない。
何故いつも第一発見者になってしまうのか、現場で見かけた革ジャンの男は誰か。春の
合宿に起こったこの出来事は、同室の柊さんや友人たちを巻き込んで謎が解けていく。
【空を見上げる古い歌を口ずさむ】に続き、【pulp-town fiction】 シリーズ第二弾です。
とは言っても前作のパルプ町ではなく、丘の上のカタカナの町での出来事で、時間軸は
前作の数年後でしょうか。不思議な出来事の核は同じで、共通する人物も出てきます。
シュールな出来事が淡々と表現され、切なくも優しい流れの最後、この題名に泣けます。
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pulp-town fiction
「いつか、お前の周りで誰かが<のっぺらぼう>を見るようになったら呼んでほしい」
兄が、姿を消す前に言った言葉だった。二十年が経ち、息子の彰が 「みんなの顔が
<のっぺらぼう>に見える」と言い出した。兄に会わなくちゃ・・・。そして、駆けつけた
兄は、幼少の頃に住んだパルプ町で起こった不思議な出来事の真相を語り始めた。
「誰かが<のっぺらぼう>を見るようになったら呼んでほしい」、もうこれを見ただけで
この本を読まなければ!と思いました。年に一回、母親のもとに届く年賀状を頼りに、
二十年ぶりに再会する兄弟。そして、兄の口から語られる<のっぺらぼう>の真相?
昭和の香りのする懐かしさと切なさを感じる一冊。大好物の部類、まさにどストライク。
他の本も読んでみようと思っております。
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夏休み前の終業式。小学四年生のミチオは、クラスメートのS君の首吊り自殺を発見する。 まもなくミチオの報告をうけた警察と先生が駆けつけるが、S君の遺体は消えていた。
設定から凝っているサイコ・ホラー。あちこちに伏線が仕込まれています。
妙な違和感がつきまとうミチオの家族…。
ラストでその違和感がおぞましさに変わっていきます。
出だしが夏休み前の終業式ということ、アタマのまわる子どもが主人公ということで、湊かなえの【告白】が連想されました。 どちらも暗いですが、どっかーんと終わる【告白】の方が、読後感はマシかも。
(2009.11月15日読了)
comment
シカフ
2009年12月10日 21:58
お、先を越されてしまった。
終わり方の暗さが評判だったので、読んでみたいと思っていたよん。
そうか、サイコ・ホラーでおぞましいのか・・・・・
たこΩ
2009年12月11日 15:59
シカフも目をつけてましたか。
始めから暗いのが、さらに救いようがなくなる感じだったなー。
聞きしにまさる暗さでありましたよ。
そういえば【告白】は読まないの?
今気付いたんだけど、道男←→ミチオ うわー分身なのかしら。
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パトリック・メルマン/マーカス・ダンスタン=原案
自らの喉にボールペンを突き刺し気道を確保、辛くも生き延びたFBI捜査官ストラム。
彼は、解決劇の英雄であるホフマン刑事こそが猟奇殺人犯・ジグソウの後継者では
ないかと疑いながらも捜査から外されてしまう。一人ホフマンを追う、ストラム。だが、
彼自身のゲームも終わってはいないのだ。ストラムは、ホフマンを追い詰めることが
出来るのか?そしてまた新しいゲームが始まろうとしていた――――。
ジグソウの遺言と遺品。真の後継者。新たなる展開を予感させるキーワード満載の
シリーズ第五弾です。現在公開中の【SAW6】。映画本編の冒頭に、過去五作品の
特別ダイジェスト「SAW集編」が上映されるソウですw
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鏡創士がひきもどす犯罪
鬱々と日々単調に工場で働く青年。償いのため軟禁生活を強いられ、殺されるのを
待つ家族。少女を見えない『奴』から護り続ける少年。入れ替わり進行する、三つの
物語に鏡創士が登場し、引き戻す。なぜピアノは沈んだのか。
なぜピアノが沈んだか、未だ?いえ原因はわかったのですが、世界が掴みきれず。
舞台装置は好きなだけに、やはり一冊目から読めばよかったと少し後悔しました。
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