海堂尊

メインページへ戻る

【外科医 須磨久善】海堂尊

外科医 須磨久善
【チーム・バチスタの栄光】に登場した「バチスタ手術」。この手術を国内で初めて行った須磨医師の心臓外科医としての道のりが、海堂尊によって語られている。


『天から寵愛される須磨』という文章が、須磨医師のターニングポイントごとに出てくる。
現状をしっかり把握していることが、次のステップへの最良の選択に彼を導く。それはいつも意表をついたもので、安泰な将来を望むものではない。周囲をあぜんとさせながら、彼の選択は素晴らしい結果を生み出す。


海堂尊は、須磨医師に惚れちゃってるなー。
でも、天から寵愛を受けている面だけではないはず。
泥沼でもがいた姿も知りたくなる。
それだけの魅力を感じさせる人。ちょっとキザだけど。
(2009.1月28日読了)

comment 

<この記事にコメントする>

trackback 

トラックバックURL: http://www.kalapanic.com/mt/mt-tb.cgi/1065

【極北クレイマー】海堂尊

極北クレイマー
舞台は、無計画な観光事業で破綻寸前の極北市。市立病院も累積赤字で風前の灯…。
道内の大学病院からやってきた今中外科医は、ヤル気を失ったスタッフたちと、ずさんな医療に愕然とする。冷たい目で見られながらも病院を立ち直らせようとする今中だが、コトは簡単には進まなかった。


そこに、一筋の光をもたらしたのが、厚生省から隠密で医師として派遣されてきた姫宮。
看護士としてはアレな姫宮ですが、医師としての能力は高かった。姫宮のブルトーザーのごとき改革で、病棟は清潔さを取り戻し、看護士たちもヤル気を見せ始める。
しかしその後も、唯一病院を支えてきた三枝産科医が、医療ミスを理由に逮捕されたりと、受難は続く。


破綻寸前の市の運営、産婦人科医の状況、地方病院の実態、どれもニュースで聞いたことがあるような題材。 あまりに寒すぎる今中医師を囲む状況が、現実とリンクするだけに辛くなってくるのだが、とことん正当な姫宮の改革によって、少しずつ立ち直る病院スタッフに救いがある。


三枝産科医の不当な逮捕劇に絡むジャーナリスト・西園寺さやかといい、まだまだ続きがありそうな…。 うーん、次は何が出てくるんだろう。 現実の政権交代とかも、物語に影響してきそうな気もしますが。。。
(2009.11月10日読了)


シカフのレビューには、作品間リンク情報も! →こちら

comment 

  lazyMiki

2009年12月04日 21:42

たこさんこんばんは~~。
面白かったでしょー、「極北クレイマー」^^
それにしても、信じられない速度であらゆることを忘却してくれる私の脳ミソなんですが――西園寺さやかって、あれかな、「螺鈿迷宮」のヒトでしたっけ(もちろん、名前は違うケド)?

私の脳ミソも、姫宮サンに塩水でじゃぶじゃぶ洗って欲しいです(T_T)。

  たこΩ

2009年12月04日 23:32

Mikiさん、こんばんはー
期待通りの面白さでしたー!
最後の救世主は予想外でした。性格も変わってしまってるし。
どこで揉まれてきたのでしょうか。
西園寺さやか、私も北に落ちのびた彼女かしら、と思ったのですが、確信はできず… 監察医に絡んでますしねー。
速水センセがお元気らしいのが、ちょっと嬉しかったです。
姫宮さんのじゃぶじゃぶ、私の脳みそもぜひ… ^^;

  シカフ

2009年12月09日 21:49

lazyMikiさん、今晩は。
海堂ワールドは、記憶力がないとついていくのが大変ですね。
ワタクシも脳みそじゃぶじゃぶの会に入りたいです。

  ありびり

2009年12月14日 17:04

お久しぶりダス。
海堂尊さんデビューやっとしました。
まずは「チームバチスタ」からだな、と思い。。。面白いっ!
電車の中で思わずプフッと笑ったりしてしまいました。
「極北クレイマー」も面白そうだね。。。読んでみますわ。
もうすぐ、忘年会で会えるねー。楽しみっ♪

  たこΩ

2009年12月15日 14:28

ありびりさん、ご無沙汰です!
風邪熱で寝こんでしまい、返信が遅くなりました。
海堂さん、おもしろいですよねー。
【極北クレイマー】は「今」を書いた話なので、すぐに読んでもよし、
書かれた順に読んで、じっくり登場人物に愛着を感じてゆくのも良し!
忘年会楽しみにしてるねー。
熱、インフルエンザじゃなかったから大丈夫。。。ほっとしたよー。

  シカフ

2009年12月17日 21:42

ありびりさん、今晩は。ご無沙汰でした。
海堂尊さんデビュー、おめでとうございます。
来年は、どっかの学会に乱入して氏の吠えているところを見てみたい。
と、夢みております。目指せ、生海堂!!!
私事ですが、またしてもアレルギーでマーライオン(涙)。
でも、忘年会は行きます。

<この記事にコメントする>

trackback 

トラックバックURL: http://www.kalapanic.com/mt/mt-tb.cgi/1017

【極北クレイマー】 海堂尊

極北クレイマー


財政困難な極北市民病院に、極北大から派遣された外科医の今中。驚いたことに
極北市民病院は医師不足に加え、病棟もひどい状態だった。看護師達に反発され
ながらも、あるべき医療を今中が地味に貫いている最中に姫宮が現れた。姫宮は、
昨秋、極北市民病院で起こった妊婦死亡事案に対応するため、院内医療事故調査
委員会を設置することがミッションだと言う。病院側にとり、医療事故裁判紛争には
ならないと思えた事案であったが、水面下では不穏な動きが進行していた。


最近の医療の話題が圧縮されているかのような本です。もう公然のことですので
ネタバレにはならないですよね?産婦人科逮捕事件を模して書かれていますが、
実際のルポと錯覚してしまうほどでした。


リンク情報;
姫宮、田口センセと白鳥を語る
今中、速水と話す
【ブラックぺアン1988】 世良雅志、オドロキの出演。
かー、彼が田口センセのこと良く覚えているのは、やはり再登場後の伏線だったのか!
【ジーン・ワルツ】 清川吾郎、出演

comment 

  lazyMiki

2009年08月16日 12:14

シカフさん、こんにちは。

ドクター世良の意外にして久々の登場にはちょっとびっくりしましたね。
記憶の怪しいワタクシは、つい、Wikiで彼のアイデンティティを確認してしまいました。
だって、彼はどうやら臨床の世界を去ってしまっているようではありませんか?
まるで医療界のカルロス・ゴーンかのような・・・。
いきなりバイクで出てくるし。

TB(エキサイト・ブログはTB不調なので、上手くいけば、なのですが)送らせて頂きます。

  シカフ

2009年08月16日 13:50

lazyMikiさん、こんにちは。コメント、しかと拝受しましたw
ドクター世良の転身には、ホント驚きましたね。彼が臨床から身を退いていたことも
ですが、人格、変わってますよね?彼に何があったのか・・・(これで一冊?)。
【ジェネラル・ルージュの伝説】で速水が入局した時に外科医としての資質の違いを
感じていたり、田口センセのことを思い出したり。本編に名前が無いこともあって、
今後どの位置で再登場するのかと思っていましたが 『ここっ?』って感じです。

<この記事にコメントする>

trackback 

from: ここから
極北クレイマー/海堂尊

2009年08月16日

相変わらず面白いな~、海堂作品。 気分がなんかちょっとクサクサした時、ふとこの本が置いてあって、栞がまだ真ん中辺にはさんであるのが目に入ると、「あ、そだ...
[この記事の続きを読む…]

トラックバックURL: http://www.kalapanic.com/mt/mt-tb.cgi/954

【ジェネラル・ルージュの伝説】海堂尊

ジェネラル・ルージュの伝説
桜宮デパートの大火災。当時ICUの研修医だった速水は、たった一人で、次々と運び込まれるけが人に対応することに。
読みたかった速水の原点が描かれた、書き下ろし「ジェネラル・ルージュの伝説」。
他、海堂尊の年表、登場人物の相関図と作品の年表などなど、データが盛りだくさん!


あの作品に出ていた人物が、あっちこっちに顔を出し、
時間を遡って若き日のエピソードだったり、その後の成長した姿だったり…
もう、覚えきれない、アタマのなかが整理できない、、、
そんなときのお助けデータ・ブック。
図書館で借りて読みましたが、今後も海堂作品を読むにあたって、ぜひ手元に欲しい!
早めの文庫化をのぞみます!!
(2009.6月28日読了)


シカフのレビューはこちら→

comment 

<この記事にコメントする>

trackback 

トラックバックURL: http://www.kalapanic.com/mt/mt-tb.cgi/933

【医学のたまご】海堂尊

医学のたまご
曾根崎薫くんは、中学1年生。やや落ちこぼれ。好きなものは漫画誌「ドンドコ」と歴史。
そんな薫くんが、隠れた天才児を探し出す「潜在能力試験」で、全国1位になる。
この試験は、世界的なゲーム理論学者であるパパが問題を作成したもので、
パパはうかつにも、作成中のテスト問題を、薫くんに試していたのだ。
注目されたあげく、文科省のエリート養成プログラムに組み込まれた薫くん。
天才中学生医学生として、東城大医学部の研究室に参加することとなり…


実験の成果を急ぐ教授。その巻き添えを食う、薫くんと研究室の下っ端学生たち。
研究室というところは、どこでも、成果の発表と研究費の獲得に汲々としているのだろう。
中学生・薫くんを通してみた、医学の現場。
その実験は何のため?その成果はだれのため?


曾根崎といえば、【ジーン・ワルツ】に出てきた、あの…。ということは、、、
子どもの成長は、あっという間ですね〜 って違うか。
(2009.6月18日読了)


シカフの【医学のたまご】のレビューはこちら→

comment 

  lazyMiki

2009年06月27日 22:38

「ナイチンゲールの沈黙」の彼も出て来ますよね。
海堂作品の時間軸っていうのも、いさか作品ほどではないけど、いきなり飛んだりしますよね。

ところで、たこさんも相棒のシカフさんも、倉阪鬼一郎さんの作品をいろいろ読んでおられるのですね。
私は全然読んだことないんですけど、大学時代のサークルの先輩で、何となく思い出もあるので、感慨深いです~。
(もちろんプロデビュー前ですけど、もうその時点で倉阪鬼一郎で書いておられたので、本名は知らないのです・・・^^;)

  たこΩ

2009年06月28日 18:13

おおお!!! LazyMikiさんは、ナマ鬼一郎氏の目撃者!
ここで、倉阪作品を読みまくっているのは、いかにもシカフなのです。
(21冊中19冊…スゴい勢いで読んでますよね)
【活字狂想曲】のなかでは、氏の日常のこと色々書かれていて、すごく面白かったですよ。
パニックホラーの作家として活躍なさっていて、趣味はマラソン、というのも、掴みきれない感じで…
実際にお会いすると、どんな雰囲気の方なのでしょう〜???


【医学のたまご】の「彼」で、【ナイチンゲール】。
手元に【ジェネラルルージュの伝説】がきていたので、分かりました!
あの小僧が、ずいぶんしっかりした高校生になって…
子どもの成長は… って、違いますかね ^_^;;

  シカフ

2009年06月28日 18:53

lazyMikiさん、今晩は。 いつもありがとうございます。
ぐはっ、倉阪氏のサークル後輩でいらっしゃる! や、世の中広いようで狭い。
ありびりさんも、角田氏のサークル先輩でしたし。 いやー、驚きです。


シカフも 【ナイチンゲールの沈黙】 の“彼”のことは覚えております。
海堂作品の設定はスゴさは、全ての登場人物が時間と場所を共有して
あの仮想都市に現実感を与えているところ(だと、勝手に思っている)ですねw

  lazyMiki

2009年06月30日 00:11

こんばんは~。
シカフさんには、ご挨拶が遅れまして・・・。

もー、ン十年も昔ですねー、大学のサークル^0^;
倉阪氏(先輩諸氏は「鬼さん(オニサンじゃないです。キィさんです)」と呼んでおられたけど)は、無類のネコ好きとかいうことでしたが、ご本人もネコっぽい印象でした。
まあ、ネコにもいろいろいるでしょうが・・・。
とっても無口な方で、いつも静かに隅の方で座ってた記憶。
同人誌に書いておられたので、別の、やはり同人誌に載せておられた先輩に(倉阪氏の作品についてまるで知らぬまま)「倉阪さんみたいな小説を書いておられるんですか?」と尋ねたら、「ボカぁ、あんなぐちゃぐちゃドロドロなもんは書きません!」とビシ!と返されたのがひじょーに印象に残ってます。
・・・だからいまだに読んでないのかも。

  サミュエル

2009年06月30日 02:55

倉坂氏の小説は読んだことないのですが、こないだハヤカワ
ミステリマガジンの「猫はミステリの最良の友」に書かれたと
いうので買いました、そして積んであります。愛猫は、
りるちゃんですね、いつかお猫様の出身キャッテリーで
(こっそり)サイン会がないものかと(こっそり)期待してます。
それまでになんか読みたいけど・・・ここでお勧めされてた
「押し入れの千代」読みました。表題作が1番好きですが
他の作品もなかなかでした。

  たこΩ

2009年06月30日 23:40

lazyMikiさん、こんばんは!
ナマ鬼ィさん情報、ありがとうございます!!
隅で静かに… このへんは予想通りかなー。
『あんなぐちゃぐちゃドロドロ』、ううう、笑える、、、
私は、小説は1冊しか読んでないんですが、ずばり『ぐちゃぐちゃドロドロ』!!
でも、悪趣味なんだけれど、ビミョーにそれだけではなく…
そこはそれ、読んでみないとわからないので、
天気も良く体調も万全な日などに試してみてくださいませ!

  たこΩ

2009年06月30日 23:52

サミュエルさん、おひさしぶりです!
倉阪氏のサイン会、そこに来ている人が、こわいかも。。
積んであるミステリマガジンも、天気のよい気分のよい日に、、、
って、サミュエルさんは、そーゆーの全然大丈夫だったけ?
うーん、でも猫がテーマだから、すごくほろりとする話かもね。


【押し入れの千代】も、イイ話だとか。 読みたいなー。

  シカフ

2009年07月01日 22:46

lazyMikiさん、今晩はw
倉阪氏は猫っぽく、他の先輩から「あんなぐちゃぐちゃドロドロ」呼ばわり。
実にナイスですね。「ボカぁ」ですか、「ボカぁ」。もう大ウケですよ~。
また、時々ナマ鬼ぃさん情報教えて下さい。宜しくお願いします。


サミュエルさん、今晩は。
ワタクシも表題作「押入れのちよ」が、一番好きです。
倉阪氏のサイン会・・・是非、行ってみたいですね。

<この記事にコメントする>

trackback 

トラックバックURL: http://www.kalapanic.com/mt/mt-tb.cgi/918
30年来の付き合いの果てに
2人ブログを始める。
→クワシクハコチラ

カテゴリー

2010年03月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

リンク

  • 面白い書評が探せます↓
    にほんブログ村 本ブログへ
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

メールはこちら

Copyright (C)
2008 KALAPANIC.com.
All Rights Reserved.