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城北大学に編入した転子は、怪談を語り合うサークル〈百怪倶楽部〉に入部した。
新しい学生生活は、転子にとって楽しいものであった。寮の地下室で行った儀式
〈四隅の間〉の最中に部員の一人が突然死をとげ、寮に不気味な黒い女が現れる
までは。。。 転子から依頼を受けた、他人の死相を視ることが出来る探偵・弦矢
俊一郎は死相の謎を解き、死の連鎖を止められるのか。シリーズ第2弾。
俊一郎がオトナでした。客商売に有り得ないほど無愛想で、依頼人だけ助ければ
いいんだろ的なキャラが、新しくて面白かったのですが。引き続き、所轄署の曲矢
刑事が登場しますが、掛け合いもちょろ。前半の〈四隅の間〉の儀式の不気味さは
流石です。小心者ですので、暗くしては読めません。
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ホラー作家一藍が怪異的理想をこめて造った廃墟庭園、《魔庭》。家主である作家が
姿を消した後、忍び込んだ大学生の遺体が《魔庭》で発見され、奇怪な噂は後を絶た
ない。その《魔庭》にホラービデオ映画の撮影のため、製作会社のスタッフが訪れた。
侵入者に忍び寄る、黒い影。王道のカウントダウンホラー。
題名の感じから、てっきり【シェルター 終末の殺人】と同様に三津田信三が主役の
一人称シリーズかと思いきや、別物でした。生垣迷路と核シェルターを庭に造った
火照と一藍が友人であったり、『迷宮草子』に魔庭の探訪記事が掲載されていたり、
小物が微妙にリンクしてはいますが。ああ、三津田氏は本当に怪奇物に詳しい。。。
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小説の執筆のために、三津田信三は核シェルターの取材に赴く。富豪が自邸の庭に
造った生垣迷路、その迷路を抜け、核シェルターの入口に着いた時、空に閃光が走り
警戒音が鳴り響く。三津田は他の見学者と共に、核シェルター中へ逃げ込んだ。外の
様子もわからないまま、初対面である筈の彼らに連続殺人が起こる。
とにかく、三津田信三が一人称で書いているシリーズを読破しようと思って読みました。
今までの副題?、「ホラー作家の棲む家」「ミステリ作家の読む本」「怪談作家が聞く話」
「怪談作家の語る話」のホラーの濃いシリーズとは少し趣が違い、「終末の殺人」はミス
テリー色が強い。いえ、ミステリーでした。少しオドロキ、新鮮に読めました。
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長編の実話怪談を書籍化したいと考えていた編集者の三津田信三は、旧家の葬儀に
纏わる失踪事件が書かれた原稿、【蛇棺葬】を手に入れる。原稿を読み進める三津田や
調査を依頼した友人の飛鳥と祖父江にも怪異が起こり、原稿を渡した同僚が失踪した。
だが、失踪事件はそれだけではなかった。過去に子供の失踪が頻回に起こっていた。
怪異と失踪の謎を追う三津田は、やがて衝撃の事実を知る。
〈あれ〉は自分の存在を知った人の下へも行こうとするけ・・・・この言葉のごとくに、
原稿を読み進める三津田や友人達にも、お約束の怪異が起こります。後にある気配、
現れる黒衣の女にホラー色は濃くなります。友人達に助けられながらも、ミステリとして
謎に迫るのですが、三津田信三を主人公とするこのシリーズは、結末がホラーなのか
ミステリなのか。最後まで読めず、どんでん返っています。
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