伊坂幸太郎

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【モダンタイムス】伊坂幸太郎

モダンタイムス
プログラマーの渡辺拓海は、他社の開発したネット上のシステム改良の仕事を請ける。
修正はごく簡単なものであるにも関わらず、前任者は、仕事を投げ出したまま、失踪していた。 不可解なプログラムに向き合ううち、それが特定のキーワードを検索した人間を特定するために開発されたものだと気づいた…


『播磨崎中学校 安藤商会 小林友里子』
検索した人間が、次々と制裁を加えられていくキーワード。 このシステムの裏側にはどんな事件の真相が隠されているのか。


【魔王】から50年。 国民投票によって憲法九条が改憲され、あたり前のように徴兵制が実施されている日本の話です。
漫画誌に連載されていたとのことで、サスペンス色が強い展開ですが、
確かに【魔王】の『考えろ、考えろ』を引き継いでいる内容です。
飛び込んでくる雑多な情報、システム化された社会、独裁者、アイヒマン…
同じようなことを感じている人は、意外と多いのかもしれません。


リンク情報: 【魔王】の面々。 井坂幸太郎もリンクなのかな?
(2009.8月28日読了)


[伊坂幸太郎] ブログ村キーワードへ→

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【陽気なギャングの日常と襲撃】伊坂幸太郎

陽気なギャングの日常と襲撃
【陽気なギャングが地球を回す】の続編。
銀行強盗の4人組は、それぞれの日常の中でも、やっかいな出来事に首を突っ込んでいる。
彼らの関わる小さな事件は、やがて関係をもちはじめ、
ひとつの大騒動へと広がっていく…


こじゃれた軽口の応酬が、さらにヒートアップ。
バラバラな事件が絡み合っていく展開も、存分に楽しませてくれる。
時代劇を思わせる勧善懲悪っぽいところあり、笑ってヒヤヒヤしてホロリとして、
読んだあとにスカッとできる、これぞ娯楽小説!!


口から生まれて、役に立つのか立たないのか、、、お騒がせな響野。
面白がっているのか、人助けをしたいのか、よく分からない久遠。
成瀬は、クールぶっているけれど、ネは寂しがりやなのか。
4人のなかでは最もフツーに見える雪子さんも、なんだかんだ曲者ですよね。
(2009.7月24日読了)


リンク情報: 響野の妻・祥子さんは【アヒルと鴨のコインロッカー】の椎名の叔母。
椎名も、響野をうさんくさいヤツと感じているようだ。

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【終末のフール】伊坂幸太郎

終末のフール
5年前の大混乱が、ようやく落ち着いたかに思える「現在」。
仙台北部の団地。住人たち一人一人が、平凡で幸せな「今日」の意味を探り続けていた。


相方のシカフが、『通常では有り得ない事態の上に日常が乗っています。その事態が何かを、書いてはいけないと思うのです。』などというものですから、あらすじが書けません ^^;


終末のフール/太陽のシール/籠城のビール/冬眠のガール
鋼鉄のウール/天体のヨール/演劇のオール/深海のポール


8つの短編、それぞれに語り手たちがいます。
明日も分からない世界、いろいろなものを失ってきた彼ら。
mixiの「伊坂幸太郎」コミュに「終末のフールの中で好きな話」というトピがありますが、
選ばれた話は、どれが一番ということもなく、さまざまです。
読んだ人の人生が、反映されるということでしょうか。
わたしは、屋上に櫓を建てるお父さんが出てくる「深海のポール」かな。
「終末のフール」で魔物をやっつけにいく兄貴にも、泣かされました。

ボクサーの苗場の『あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』
登場人物それぞれが、この問いかけの答えになっているようです。
(2009.7月14日読了)


リンク情報:
あまり見つからなかったのですが、「鋼鉄のウール」のボクサー・苗場さん、【砂漠】のボクサー・阿部薫と、モデルが同じようですね。


シカフの【終末のフール】のレビューはこちら→

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  シカフ

2009年09月17日 21:58

いえ、ワタクシの駄文など気せず、心の赴くままにお書き下さい。

  たこΩ

2009年09月19日 22:54

いや〜、せっかくなので、荒筋ナシとしてみました。
それにしても、長い文章になっちゃたなあ

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【魔王】伊坂幸太郎

魔王
システム・エンジニアの安藤は、ある日、自分の不思議な力に気付いた。
人に自分の念じた言葉を喋らせる、腹話術のような力。
日本の景気は悪化の一途をたどり、不穏な空気が少しずつ広がっていく。
そんな中、カリスマ議員・犬養の首相選出馬。力強い犬養の演説に夢中になってゆく人々。
犬養の影響力に、警戒を強めていく安藤。
『お父さん、魔王が今、僕をつかんでいるよ。』


「魔王」と「呼吸」の二部構成。「魔王」は安藤、「呼吸」は弟・潤也の話。
ちょうど衆院選の前に読み直したのですが、いろいろ考える部分が多いですねー。
『考えろ、考えろ、マクガイバー』ではないけれど。
老後を保障すれば、貯金を吐き出す人が増えて、経済がまわる、、、
「呼吸」での島の話ですが、こういう方向の政策がなぜ出ない?
同じようなことを考えている人も、結構いると思うんですがねぇ。
(2009.7月7日読了)


シカフの【魔王】のレビューはこちら→  (リンク情報もこちらに!)


付足:安藤が空を飛ぶ夢の中でみる未来。これは【モダンタイムス】につながるシーンでもあるのですが、そこに出てくる「銃を頭に突きつけられながら、椅子に座り、テーブルに並んだナイフを手に取る、潤也の面影がある若者」 これが分からない。【モダンタイムス】にはこの場面はない。ストーリーには出てこないキラリの息子? 気になるなァ

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【砂漠】伊坂幸太郎

砂漠
四月。大学1年生のクラスでの飲み会の席。
北村に声をかけてきた、ヤマセミのように髪を立たせた鳥井。
遅れてきて、場の空気を無視して演説を始めた、小太りの男・西嶋。
無表情なまま、クラスの男子に囲まれている長髪の美女・東堂。
そして、鳥井と中学の同級だったという、おっとりとした女の子・南…


この男3人女2人が、おかしな事件に巻き込まれながら、
お互いの距離を縮め、存在を認めあってゆく。
砂漠のような世間に出てゆく手前の、大学生活。つかの間のオアシス。


青春小説。伊坂作品にしては、ごく平凡な設定。
けれど、それぞれのキャラクターが面白く、彼らの成長に胸がじんわり熱くなる。
小太りの西嶋が、いいね。汗をかきかき、ガンバルところ、かわいかった。
西嶋が、自分を取り囲む世界に挑もうとする心意気、【魔王】のお兄さんとだぶります。
(2009.7月12日読了)


リンク情報:
西嶋が出会った家裁調査官として、【チルドレン】陣内or武藤。
ボクサー阿部薫は、【終末のフール】「鋼鉄のウール」のボクサーと同じモデルらしい。
ビルの警備員・古賀さんが、【ゴールデンスランバー】のヒトクセある入院患者かと思いましたが、名前が違いますね。…もしかしたら、偽名だったりして?

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