
警視庁の大迫警部が“座間味くん”と酒を酌み交わす時、終わった筈の事件が姿を変える。
【月の扉】の続編とまでは言い切れませんが、大迫警部と探偵役であった“座間味くん”が
再会し、事件を語ると謎が解かれてしまうという、いわゆる安楽椅子探偵もの短編連作です。
大迫警部が特殊犯罪担当のため、テロリストや過激派などが起こした物騒な事件ですが
それが目新しく感じること、終わった事件であるため程よい距離感があること。
それが、ヒットしました。
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沖縄・那覇空港で旅客機がハイジャックされた。犯行グループの要求は、那覇警察署に
逮捕・留置された“師匠”を、午後十時半までに空港の滑走路まで連れてくること。迫る時間、
警察との駆引き、そして機内での殺人。極限の閉鎖状況の中、犯人探しが始まる。
本の題名に惹かれて図書館の探索で選んだのですが、いや~久しぶりに小説として好き。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、この小説の題名は 【月の扉】 しか有り得ないと。
そして、何がいいかというと終わり方が。このラストを読んだときに、映画 【スリーパーズ】 が
彷彿とされて、ああ、あれも終わり方がなんともこう、切なくて好きなんですよ。
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