【うしろ】 倉阪鬼一郎

うしろ


花陰音楽大学でチェロを学ぶため、キム・イェニョンはシャインヒルズ花陰に入居した。
そこは女性専用でセキュリティは万全だったが、壁や柱の斡旋の仕方に無駄が多く、
腑に落ちない造りだった。そして、住人たちはまなざしを感じていた。うしろに・・・・。

時に倉阪作品で出会う、チェリストのイェニョン。何をするわけでもなく登場し、その背景も
なんとなく既視感があり、いつも引っかかっていました。その彼女のルーツを求め本書へ。
どうやら倉阪氏にドハマリする前に読んでいたようです。呪術的実験のために建てられた
マンションに住む住人たちの恐怖。やがて、仕掛けられた呪いは臨界し暴走する。
話はコンパクトで読みやすく、後半スプラッターです。ご注意を。

関連記事 : 倉阪鬼一郎
comment

コメントする

trackback

トラックバックURL:  http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4584