【長い腕】 川崎草志

長い腕


ゲーム制作会社に勤務する島汐路は、転落死した同僚を目撃し衝撃を受ける。八歳の時に
無理心中して崖から転落した両親の姿とを重ねたのだ。その夜、故郷の姉から電話が入り、
空港のパニック事故や女生徒が猟銃で同級生を射殺した事件などを聞き、事件の発生率が
高いことを調べた。そして、同僚と女生徒が、同じキャラクターグッズを身に着けていることに
気付き、故郷に戻って事件の調査を始める。やがて辿りつく、ケイジロウとは・・・。


筆者が実際にゲーム制作会社に勤務されているようで、業務の描写やパソコンを使っての
調査など、リアリティがあります。ネタバレになるので具体的には書けませんが、大好物の
ミステリとホラーの融合かと思いきや、最後は微妙。謎解きに、他の流れが入ってしまった
というか、盛り込みすぎたというか、個人的にはもう少しすっきりした終結が好みでした。

関連記事 : ミステリ・ホラー川崎草志
comment

コメントする

trackback

トラックバックURL:  http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4127