
検察庁が震撼した七日間
ある月曜日、警察庁警備局長が駅のホームで事故死した。内閣情報調査・矢野警視正に
遺書と論文を託して。彼は、頻発していた富裕階級へのテロ事件が、同封した論文に端を
発していると書いていた。矢野は事件を壊滅するため、かつて共に理想を掲げた薩摩特別
行動班、大蔵官僚・仮屋と東京地検特捜部・天羽検事を召集した。
話が濃くて深いです。シリーズ一作目ながら確立された世界があり、その中の一週間を
切り取った観があります。当然のように矢野の愛した女性、過去の事故、薩摩特別行動
班などが、「君があの・・・」のように作中で語られ、時に置いてけ堀(?)状態になります。
ですが、腐敗した官僚と闘う彼らの伝説に対してなら、それも爽快です。
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大石英司
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