【神はサイコロを振らない】 大石英司

神はサイコロを振らない


10年前に消息を絶った報和航空402便YS‐11機が、突如、羽田空港に帰還した。
羽田で待ち受けていたのは、402便遺族会会長の甲斐、報和航空で402便の遺族
ケアを担当している黛、そして、物理学者の加藤だった。乗客は、10年前と変わらぬ
姿で家族との再会を喜ぶ。だが、402便の帰還を予測した加藤の理論では、彼らに
残された時間は僅かであるという・・・・。


ある日突然、事故により愛する人を失い様々な10年を送った家族と、自分に残された
時間がわずかだと知らされる乗客。彼らの再会のため、尽力する関係者。主要人物が
善人揃いで、読んでいて気持ちが良かったです。結末全てハッピーではないのですが、
無茶なハッピーより、愛と希望のある8部咲きハッピーの方が個人的には好きです。

関連記事 : 大石英司
comment

コメントする

trackback

トラックバックURL:  http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4146