【暴雪圏】佐々木譲

暴雪圏
春を目の前にした3月。十勝平野の小さな町。午後からの爆弾低気圧到来の予報。
その朝、志茂別町駐在所勤務の川久保巡査部長に、町外れで遺体発見との一報が入る。
そして天候の悪化とともに、次々と発生する事件。
暴力団組長宅を襲った2人の強盗、不倫中のカップル、会社の金を横領した男、家出少女、、、
あらゆるものが雪に閉ざされていき、町外れのペンションに事情を抱えた人間たちが集約する。


手に汗握る感じでいっきに読んでしまった。ドキドキの展開の主人公は、雪と風。
朝から夕方になるにつれて猛威を増し、ついに戸外に出ることもできなくなる。
もちろん車も使えない。閉じ込められれば、凍死もまぬがれない。
そのなかで事件が進行していくので、ドキドキしてしまうのだ。うまいなあ、この設定。


志茂別町駐在所勤務・川久保巡査部長のシリーズ2冊目。
1冊目の【制服捜査】も予約入れました。
(2009.12月28日読了)

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