pulp-town fiction
小学部六年生になった春、僕は十人目の死体の第一発見者になった。二年前の春には
九人目の死体を見付け、それは父さんだった。自殺と聞いたけれど、理由はわからない。
何故いつも第一発見者になってしまうのか、現場で見かけた革ジャンの男は誰か。春の
合宿に起こったこの出来事は、同室の柊さんや友人たちを巻き込んで謎が解けていく。
【空を見上げる古い歌を口ずさむ】に続き、【pulp-town fiction】 シリーズ第二弾です。
とは言っても前作のパルプ町ではなく、丘の上のカタカナの町での出来事で、時間軸は
前作の数年後でしょうか。不思議な出来事の核は同じで、共通する人物も出てきます。
シュールな出来事が淡々と表現され、切なくも優しい流れの最後、この題名に泣けます。
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