空中ブランコのフライヤーを母に、キャッチャーを父に持つ姉弟は、サーカスで育つ。
だが、母の転落事故を機に、姉弟は離ればなれになった。職を転々とする父と暮らし、
社会の底辺を這うように生きてきた弟。水商売をする母親と暮らし、視力を失った姉。
長じて姉弟が再び一緒に暮らし始めたとき、さらなる悲劇が幕を開けた。
なんてスゴイ題名なんでしょう。夢の世界、サーカスの描写から物語は始まります。
幼少期からの回想と現在の暗部が姉弟それぞれ交互に語られ、台風が合わさると
威力が数倍になるように、悲劇が倍増されるであろう緊張感をはらみつつラストへ。
悲劇で終わろうとも、やはり大石作品は愛を語っているのだと思うのです。
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大石圭
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