シャイロック:シェークスピアの「ヴェニスの商人」に登場する強欲な金貸し。
理不尽なノルマに喘ぐ東京第一銀行長原支店で起こった、現金紛失事件。
疑われた女子行員の疑いをはらそうと、独自に調査をはじめた上司が失踪。
彼はなぜ姿を消したのか・・・。行員とその家族を描いた十の短編が、現金
紛失事件を機に謎解き長編へと変わる。事件の真相は?
氏の作品を読むと、「銀行ってなんて恐ろしいところだ」といつもビビリます。
ああ、銀行に勤めなくて良かったと。あちらからオファーもありませんが・・・
理不尽なノルマに喘ぎ、人と金とを天秤にかける行員達が最後に選ぶ道は、
どちらも厳しく辛い。でも、読後感が爽やかなのは、働く者はかくあるべきと
いうメッセージが熱く伝わってくるからでしょうか。
関連記事 :
池井戸潤
trackback
トラックバックURL: http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4176




コメントする