【愚か者の盟約】 佐々木譲

愚か者の盟約


昭和二十一年、野崎と寺久保は共に取り組んだ富士製鉄室蘭工場のストライキの
同時期に男の子を授かった。それから三十年後、それぞれの息子が初めて出会う。
寺久保は初当選した社会党の国会議員として、野崎はその第一秘書として――。
父親の急死での身代わり立候補で初当選した寺久保にとって、裏選対を仕切った
野崎は党から押し付けられた秘書だった。だが、幾多の軋轢を乗り越え両輪となり
政権交代へと邁進する二人に、千載一遇の機会が訪れる。


「今だから出版できたのかも」と、友人てろちゃんに勧められて読みました。確かに
実在する個人や団体の固有名詞がここまでリンクして書かれたものってあったか?
読んだことがない。寺久保と野崎の役割分担が明確で、まいた種を確実に収穫し
終盤は一気に雪崩れ込み、ざっくり終わる。無駄を感じない面白さでしたw

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