国立伝染疾患研究所の研究員・永谷綾は、新型インフルエンザ対策を進めることに
信念を持って取り組んできた。上司であるウイルス部長の大田からの信頼も、厚い。
だが、厚生労働省の新型インフルエンザ対策の不備を追求した綾は、研究所を追わ
れる。同時期に “弱毒型” インフルエンザが発生し、同省の対策の甘さが露呈した。
情報操作による感染の拡大、ワクチンの不足。綾は政界、経済界に救いを求めた。
【H5N1】 に続き、読んでみました。『今まさに』 の書下ろしです。ストーリーの中に
厚生労働省に対する怒り爆発。いや、怒りの中にストーリーが。これは、この感じは、
そう!海堂ワールドに通じるものがあります。医療者も研究者も、現場の人間は皆
怒っている。それをバックアップするのは、自分たち一人一人だと感じました。
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