
5年前の大混乱が、ようやく落ち着いたかに思える「現在」。
仙台北部の団地。住人たち一人一人が、平凡で幸せな「今日」の意味を探り続けていた。
相方のシカフが、『通常では有り得ない事態の上に日常が乗っています。その事態が何かを、書いてはいけないと思うのです。』などというものですから、あらすじが書けません ^^;
終末のフール/太陽のシール/籠城のビール/冬眠のガール
鋼鉄のウール/天体のヨール/演劇のオール/深海のポール
8つの短編、それぞれに語り手たちがいます。
明日も分からない世界、いろいろなものを失ってきた彼ら。
mixiの「伊坂幸太郎」コミュに「終末のフールの中で好きな話」というトピがありますが、
選ばれた話は、どれが一番ということもなく、さまざまです。
読んだ人の人生が、反映されるということでしょうか。
わたしは、屋上に櫓を建てるお父さんが出てくる「深海のポール」かな。
「終末のフール」で魔物をやっつけにいく兄貴にも、泣かされました。
ボクサーの苗場の『あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』
登場人物それぞれが、この問いかけの答えになっているようです。
(2009.7月14日読了)
リンク情報:
あまり見つからなかったのですが、「鋼鉄のウール」のボクサー・苗場さん、【砂漠】のボクサー・阿部薫と、モデルが同じようですね。
シカフの【終末のフール】のレビューはこちら→
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伊坂幸太郎
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いえ、ワタクシの駄文など気せず、心の赴くままにお書き下さい。
いや〜、せっかくなので、荒筋ナシとしてみました。
それにしても、長い文章になっちゃたなあ