【ネプチューンの迷宮】 佐々木譲

ネプチューンの迷宮


潜水士の宇佐美は友人の赤嶺に誘われ、太平洋戦争中に島の沖に沈んだ
戦闘機の引き揚げのために、赤道直下の小国・ポーレア共和国に入国した。
しかし、ポーレア共和国は大統領が国際会議出席のため不在、大統領派と
反大統領派の対立が、臨界点に達しつつあった。空港から紛れたケースに、
受信した暗号文のようなファクシミリ。不審が続く中、赤嶺が殺された。


主人公の潜水士が、小国のクーデターに巻き込まれていく話です。それが
被害者的ではなく、友人が殺された前後の事象からコトを予想し、自分の
信念で行動する。主要人物も受身な人物はなく、それぞれ自分の行くべき
道を進んでおり、個人的には新しい感覚のクーデター小説でした。

関連記事 : 佐々木譲
comment

コメントする

trackback

トラックバックURL:  http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4218