【エトロフ発緊急電】 佐々木譲

エトロフ発緊急電


義勇兵として戦ったスペイン戦争で革命に幻滅した日系米国人・賢一郎は、日本海軍の
動向探察のために、昭和十六年、東京に潜入した。仲間の命と引き換えに得た情報は、
米国海軍基地の奇襲攻撃計画だった。攻撃地と日時を特定するためには、最終の集結
地で待ち構えるしかない。激烈な諜報戦を繰り広げ、賢一郎は択捉島に向かう。


太平洋戦争に取材した三部作構想の、 【ベルリン飛行指令】に続く第二作です。前作で
ルート選定から給油地を確保に動いた、大貫中佐(前作は少佐)と山脇書記官、安藤の
妹・真理子たちの姿もみえ、連作ならではです。細かく読めば、もっといそうですが。

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