【重力ピエロ】 伊坂幸太郎

重力ピエロ


春が二階から落ちてきた。大事な時には兄貴がいたから、いないと不安なんだよ。


泉水は遺伝子情報の会社に勤務している。弟の春から 「兄貴の会社が放火に遭うかも
知れない」 と留守電に伝言があった翌日、会社が放火された。春は、仙台の街で起きて
いる連続放火事件と、現場近くの壁に落書きされた文字にはルールとリンクがあるという。
それを発見したと・・・文字の謎を解き、次の放火を阻止しようと推理する父親と泉水と春。
その一方で、泉水も春も家族の過去に関わる、ある計画を実行しようとしていた。


CMで上記の台詞が印象的な、公開中の映画の原作本です。兄・泉水の視点で家族の
過去や現在を語ります。父親・泉水・春の三人がそれぞれに放火事件の謎を解き、それ
ぞれが真相に辿り着きます。その過程は実に面白く、時に遺伝子の配列記号や英文読
解が出現し、作家って頭が良くないとなれなんだなーと感嘆してみたり。作品中に、この
家族の姓が出てこないのは、どんな仕掛けなんだと考えてみたり。映画のCMの台詞は、
二重に意味を感じるなと唸ってみたり。相変わらず、黒澤がカッコ良かったり。あ、伊藤も
登場します。色々楽しめ、考えさせられる一冊です。たこΩ、映画見に行く?

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comment
 たこΩ
2009年6月 1日 23:45

現在進行形で読んでいます。
あーもう、今後の展開が気になってタマラナイ!!


映画は、読んだ後で、見たいと思う時もあるし、本の印象だけを大事にしたいときもあるんで、読んでから考えマス。
ちょっと待っててね。

 シカフ
2009年6月 3日 23:48

待っているのちゃー

 たこΩ
2009年6月 5日 22:07

重力ピエロ、読み終わったです。 映画いこうか。
映画は、小説とは別物になっているんだろうなーと思うんだけれど、
仙台の街が見られることに期待。


ところで、私、黒澤さんと初めて遭遇しました!

 シカフ
2009年6月 5日 22:42

そう、シンプルでソフトな別物になっていると勝手に思っている。でないと、重い。
引き続き、黒澤出演作品をおススメします。映画でもカッコいいといいなー。

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