【忌館】の後、奈良に戻った編集者の三津田信三は、親友である飛鳥信一郎と
古本屋の常連となり、同人誌『迷宮草子』を手に入れた。七編からなるこの本は、
一編読み進めるごとに怪異が起こり、謎を解かなければ命も奪われかねない。
事実、『迷宮草子』に関わった人間は皆、行方不明になっていた。三津田たちは
全ての謎を解き明かすことが出来るのか。
ぶ厚い本ですが作中作の七編がバリエーション豊かであり、一編ごとに怪異と
謎解きが組み込まれているので、ぐいぐい読めちゃいます。怪異もツボを心得た
ソクソク感があり、このミステリとホラーの調合は好きです。最後は前作と同じく
判別のつかなく終了してしまうので、もっと余韻が欲しいところです。
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