

御巣鷹山事故の事故を受け、国民航空のトップが刷新される。
総理大臣からの懇請をうけて、新しく会長となった国見は、空の安全の確立を誓うが…
全巻読み終わって、小説としての評価は難しいと感じた。
山崎氏は、膨大な取材を行い、事実に基づいて創作したと明言している。
また、登場人物の多くに実在のモデルがいることもあり、
著者が、あらゆる部分で気を遣って執筆していることが伺えた。
このため、小説としての展開は、ラストでモデル不在の人物によって、わずかに動きがある程度。
何が起きたかを伝えることが、中心に据えられている。
主人公・恩地の側に立って創作された作品であることは念頭におくべきだが、
これだけの取材をこなし、訴訟などのリスクを負いながら、この事故の背景を追った著者に感謝したい。
(2008.11月13日読了)
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歴史・ノンフィクション
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山崎豊子
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読了ですね、お疲れさまでしたー!
・・・と、つい言ってしまう、この大作。
社会派小説とか、歴史小説とか、ホントに作家の力量を思い知らされますよねぇ。
膨大な資料を前に、それでもやはり自分の足場というか、軸というか、まずそれを定めなければ書き始められないでしょうからね〜・・・。
読み手ってホント気楽でよいですよねぇ。
まあ、だからプロのもの書きさんなんですが――って、いつもそこに行き着く気がしますが^^;
lazyMikiさん、こんにちは〜。
やれやれ、大作でしたョ。
「白い巨頭」も読んでみたいのですが、こちらも長そうですよねー。
この作品の山崎氏のスタンス、真実を伝えたいに尽きる、だったと思います。訴訟とか起こされたら、連載中止・出版差止になるだろうし、そのあたり、かなり慎重だったんじゃないかと。で、小説としては面白くはならなかったのかなと…。
いやはや、ちゃんと書こうとする物書きさんは、たいへんですね…