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【白の闇】ジョゼ・サラマーゴ


白の闇
なんの予兆もなく、ある瞬間に視界が真っ白になってしまった男。
原因不明の失明は、またたく間に広がっていった。
この「伝染病」を食い止めるため、失明した人々は、かつての精神病院に強制収用される。
そこで起きる悲惨な事件の数々。 しかし、この「病気」は原因不明のまま、広がり続け、
すべての人々が、乳白色の世界に閉じ込められていく。


登場人物たちの名前は、いっさい出てこない。
医者(眼科医)、医者の妻、最初に失明した男、その妻、サングラスの少女、黒い眼帯の老人、
斜視の少年、そして、涙の犬。
医者の妻だけが、視力を失うことがなく、この物語の主役となっている。
彼女のあとを追う「涙の犬」は、わずかに残る人間性の象徴のようだ。
混乱した人々が理性を捨てて生きていく凄絶な世界が、圧倒的な想像力で描かれ、
活字を追っているにも関わらず、自分の目も見えなくなった気さえしてくる。
「ここから出してくれ~」と叫びだしそうだった。


ノーベル文学賞受賞者・ポルトガルの作家、サラマーゴの作品。
映画化された「ブラインドネス」は今月中旬から公開。
でも、画像を見るとずいぶんキレイに撮っている。原作の世界はもっと凄惨でした。
(2008.11月9日読了)

comment 

  シカフ

2008年11月29日 00:07

大阪から帰ってきたよ~。ネギ焼き美味しかった。串揚げも金龍ラーメンも。
「ブラインドネス」も「白の闇」も、先を越されたかぁ。
映画は行けそうもないけれど、本は予約中。早く読みたいなぁ。

  ボッコンチーノ

2008年11月30日 10:28

映画もまだ観ていないけど、どうやら本の方が面白そう!
映画は意外と評判がよろしくないようで・・・
迷った末、「トロピックサンダー」を観ましたV
ちょっとえげつないブラックユーモア全開で、笑ったぁ~~~

  ボッコンチーノ

2008年11月30日 10:33

シカフ、おかえり~^^
またまた、ウマいもん、食べまくってきたのね!
今度、荷物持ちでお供いたしますっ!

  シカフ

2008年11月30日 21:16

ボッコンチーノ、ただいま~
ウマいもん食べてきたけど、一番オイシーのはボッコンチーノさまのお料理ざます
「トロピックサンダー」面白そう。えげつないブラックユーモア、大好物かも

  たこΩ

2008年11月30日 23:03

シカフ、出張お疲れさま! 毎度の美味いもの巡り、うらやましい! ネギ焼き、本場の食べてみたいなー。
「ブラインドネス」映画見てないのよ。宣伝用の画像をみただけなの…
ボッコンチーノさん、そーかー、映画の方は評判いまひとつなのか…。
やはり映像化は難しいのね… どうしてもパニック映画になっちゃうんだろうなあ。
小説の方は、行間から文学の香りが漂います。カフカの「変身」に似た感じです。

  ありびり

2008年12月02日 11:01

シカフ、おかえり~。
ねぎ焼きかぁ。。。いいなぁ。

これってジュリアン・ムーアの映画のことね?
映画観たかったけど、本のほうが面白そうだねぇ。。。

  たこΩ

2008年12月04日 16:42

ありびりさん、こんにちは!
ねぎ焼き、いいよねぇ。ビール追加で!
映画も、人種を特定しないなど原作の持ち味に考慮しているらしいけれど、やっぱり原作通りには撮影できなかったんだなと、予告のあんまり汚れていない街路を見て、思いました。
原作は凄絶です。誰もが失明してしまったら、こうなるしかないんだろうなー。

  シカフ

2008年12月04日 22:00

ありびりさん、ただいま~。ねぎ焼きとビール、最高っす。
そっか、見ていなかったのか>たこΩ<ブラインドネス

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