戦後の混乱期、生活のために警察官となった安城忠雄。
しかし望んでいた駐在所勤務がかなって間もなく、忠雄は謎の死を遂げる。
父の背を追うように警察官となった息子の民雄、その息子和也の3代にわたる警察官の物語。
戦後の混乱期から、60年代の赤軍派の闘争、現在の企業犯罪に至るまで、
犯罪の質が変化していく中で、それを追う人間の内面を描いている。
犯罪を追う警察官は、常に犯罪と隣あわせ。ときには、犯罪者そのものに限りなく近づくことも。
心の中に響く「ホイッスル」の「吹鳴」が切ない。
3代にわたる警官が、同じ正義に根ざしながら、それぞれの個性を見せてくれます。
(8月4日読了)
関連記事 :
佐々木譲
trackback
トラックバックURL: http://kalapanic.com/2010mt/mt-tb.cgi/4421





コメントする