【グラスホッパー】伊坂幸太郎
極悪非道の悪事を生業とする会社・通称「令嬢」の寺原社長の息子が、
ある夕方、「押し屋」に背中を押され、交差点に飛び出し、事故死する。
息子を殺した「押し屋」を、血眼で捜す、寺原。
この事件が結末を迎える2日間を、3人の男の視点で書いている。
岩西という男と組む「殺し屋」の蝉は、たとえ子どもでも容赦しない。
「自殺屋」の鯨は、依頼されて人を自殺をさせることが仕事。
自殺をさせた人間の幽霊が現れることに悩まされている。
そして、事件の渦中にいる、鈴木。
鈴木は、寺原の息子に殺された妻の復讐のために、
教職を捨てて、「令嬢」の社員として、潜り込んでいた。
かなりハードな物語のなかに、オカルト的な部分がうまく嵌まり込んでいる。
登場人物も興味をひくし、意外な展開に呆然とさせられたりする。
面白かったです。ゴチソウサマデシタ。
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