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ネタバレ【猿丸幻視行】猿丸村はどこ?


【猿丸幻視行】に出てくる 『神宝を得て天下を制す』 - お宝は今、何処に!?


思いきりラストのタネ明かしをしています! 未読の方は、スルーしてくださいませ!

【猿丸幻視行】で、主人公が「猿丸太夫の秘密」を明かされる、「猿丸村」はホントにあったのか。
あったのなら、どの辺りなのか。 「財宝」が眠るという猿丸村を探してみた。


「猿丸村」の所在地のヒントは以下の通り。
・奈良線宇治駅から、宇治川沿いに上流へ2キロほど行ったところ。
・主人公が最後、村を逃れて、山道で迷いながら、奈良まで行っている。
・昭和初年に、村ごとダムに水没。 ダムの建設目的は、電力発電。


まず、現在の地図で、宇治駅付近、宇治川上流のダムを調べてみる。
ちょうど2キロくらいのあたりに、「天ヶ瀬ダム」という大きなダムがある。
ところが、このダム、完成は昭和39年。ちと無理そうだ。
もうひとつ、「天ヶ瀬ダム」のもうちょっと上流に、「喜撰ダム」というのがある。
ダムの西側に「喜撰山」という山があり、名前の由来は、「喜撰法師」だそうだ。
「喜撰法師」は、百人一首の
「わが庵は 都のたつみ しかぞ すむ世をうぢ山と 人はいふなり」 の作者。
「猿丸太夫」の 「奥山に もみぢふみわけなく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき」 と、
「鹿」つながりだけれど、ダムの完成は「天ヶ瀬ダム」の後。 残念ながら、違うみたいだ。


なんだ、やっぱり無いのか~と思ったら、
「天ヶ瀬ダム」が出来る前に、その場所に、志津川ダム(大峯ダム)というのがあったらしい。
「天ヶ瀬ダム」の建設で、水没したダムだそうだ。
大正13年完成。関西電力の前身・宇治川電気がつくったダム。
これか、モデルになったダムは。


ちなみに「猿丸神社」は、「天ヶ瀬ダム」から、東へ3キロほど行ったところにあります。
ご祭神は、「猿丸太夫」。 ただし、小説の中に出てくる「三重塔」は無いようです。


→作ってみた地図はこちら。モノ好きな方はどうぞ!

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