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【エンデュアランス号大漂流】エリザベス・コーディー キメル


エンデュアランス号大漂流

第一次世界大戦開戦直後、イギリスの探検家 アーネスト・シャクルトンは、
人類初の南極大陸横断を目指し、帆船「エンデュアランス号」で出発する。
しかし、南極大陸を目の前にして、エンデュアランス号は、氷に行く手を阻まれ、
半年後、身動きのとれないまま、氷の圧力で船体を破壊され、あえなく沈没。
南極大陸横断どころではない。
助からなければ…!!!
シャクルトンをはじめとする隊員たちの生きるための過酷な行軍が始まる…


タイトルでは、「エンデュアランス号大漂流」とあるが、
船があったときはまだマシだった。
一縷の望みをつなぎながら、隊は生き延びようとするが、状況は悪くなるばかり。
この遭難から、「全員生還」の奇跡を起こしたことで、
シャクルトンは、イギリスでは大変有名な探検家となった。
この本を読むと、本当に良く生きて帰ってきたものだと思う。
現実は、フィクションなんかより、ずっと容赦がない。


小学校高学年向きの本ですが、大人にも充分読み応えあり。
これから、この探検隊のもうひとつの物語「シャクルトンに消された男たち」を読むので、
3年前に読んだこの本を、この機会に再読しました。


シャクルトンの一隊は、奇跡の生還を果たしたが、
帰還後、激化していく第一次世界大戦に参戦し、
多くの隊員が戦火のなかで命を落とすこととなる。
あんなに頑張って帰ってきたのに…! なんてことなんだ…!

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